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アパートに来てくれている方ならご存知だと思いますが
店のいたるところに様々な形や色をした瓶が転がっています。
瓶も好きなんですが、硝子が好みなんです。
わたしの幼い頃は、駄菓子屋にたくさんの瓶が転がっていましたが、
現在はほとんどが、ペットボトルやアルミ製品。
持ち運びはとても便利になりましたが、個人的には淋しく感じることもしばし。
幼少期の遊びの友として、大変お世話になったスコールやコカコーラの瓶。
遊び方は・・・ちょっとだけデンジャーですが、あとは至ってシンプル。
まず、そこらへんの道路で瓶を割る。
その欠片を川や海に持って行き、手触りの良い
角の丸い硝子になるのを何年も掛けて待つ。
ね、至ってシンプルです。
波や岩場で手塩に掛けて育てられた硝子は、どれひとつ同じ形が無く
個性豊かなものばかりで、ほんとうにタカラモノでした。
透明の水の中に沈む、また違った透明の固体「硝子」。
そっと手を入れ、ドキドキしながら掬い出す。
水を掴んでいるような何とも言えない不思議な感覚。
そして最後は・・・・・
硝子を通して太陽を見る。
光がいっぱい硝子に集まって来る気がして
子供ひとり大興奮。
『子供のココロを忘れない大人でいたいね☆』
なんて言葉を耳にすることもありますが、
大人になって、この遊びをして許されるのかどうかが心配な今日この頃です。
※ちなみにこの瓶は、サン・ベネデッドというメーカーの水瓶。
生まれ故郷はイタリアのヴェネツィアということもあり、パッケージデザインもオモシロイ。
瓶に水が入ると、奥の景色もワイド画面みたいに広がります。
実物が見たい方は、ナイフまでどうぞ
日記:sw
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