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日々、猛暑日が続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
大変ご好評頂いております「僕たちのzakka life」。
A Part Of Apartのスタッフ3人による雑貨のお話三部作。
最後は、わたくし富永が綴らせて頂きます。
前回、前々回と雑貨を通してA Part Of Apartのスタッフたちの個性が
色濃く出ているなか、自分は何を出すべきか五里霧中でした。
へたにお洒落を気取っても真実味に欠けますし、
格好付けたところでなんのメリットもございません。
むしろ仲の良いお客様より、
「トミさんどうしたんすか?なんかあったんすか?」
という声を頂戴するのではないかと思うと
キーパッドに伸びる指が無意識に震えるものです。
ですので、やはり自分が勧める雑貨は実用的であり、使うことで
初めてその物の良さを実感できる物が良いのではないかと考えました。
その物とは・・・
「今治タオル」
そう、タオルです。

日本にタオルが入ってきたのは明治5年だといわれており、
今治タオルの歴史は、明治27年に綿ネル機械を改造して、
タオルの製造を開始したことから始まります。
その後明治43年にタオルを同時に二列織る機械が考案され、
大正元年にはより大衆向けのタオルが開発されました。
1700年代から綿織物が盛んだった今治の地でタオル製造の技術が高まったことは
必然的なことだったのかもしれません。
・・・・・
などなどそれらしいことを綴ってはみておりますが
簡単に言いますと、
実に良いのです。この今治タオル。

皆さまも薄々お気付きかと思いますがよく汗をかきそうに見えますが、
実際によくかいております。出勤時、勤務時、帰宅時など・・・
汗を拭う時間が寝ている時間より長いんじゃないかと錯覚すら覚えます。
常日頃汗を拭う物ほど優しさに包まれたいと思う私が出会ったものが
今治タオルでした。
とても柔らかい肌触りに抜群の吸水性。
見事です。
今治タオルは「最初に洗濯しなくても吸水性の良いタオル」として
「柔軟剤を使用して洗わないタオル」として、
タオル片を水に浮かべ、5秒以内に水に沈むかどうかを
「未洗濯」と「3回洗濯」の2回に分けて検査するという
独自の品質基準をクリアした商品のみを認定するという拘りぶり。
流石です。
優しさってこんな近くにあったんですね。
現在わたしは携帯できるハンドタオル、自宅用のバスタオルを使用しております。
常に優しさに包まれているわけです。
今では欠かすことのできない存在となっております。

使うことで初めてその物の良さを知る。
そして体感したことが自らの喜びに変わるときそれは愛着として
使う人の心に残っていくとわたくしは考えます。
服はデザイン・色・形と自分の感性に響く箇所を見つけた時に購買意欲を
掻き立てられますが、見た目ではなく使うことでゆっくりと確実に良さを
実感できるのは雑貨ならではじゃないでしょうか。

今回の「僕たちのzakka life」を通して私たちA Part Of Apartのスタッフが
皆さまに雑貨を介して自らの思い・考えを投げかけさせて頂きましたが、
私たちがご提案していき続けたいことは、
「皆さまにとって最高のスタイルを提供する」
これに限ると思っております。
センスの良い雑貨を持つ人はセンスの良い服を着ている。
雰囲気の良い服を着ている人は雰囲気の良い雑貨を持っている。
お洒落の入口は人それぞれの感性であり、その入口の先にある場所が
A Part Of Apartであってほしい。
この思いを胸に日々皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
まずは気軽に雑貨など手にとってみてはいかがですか?
楽しいですよ。
A Part Of Apart 富永 一正
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