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僕たちのzakka life vol.2 ガーデニング編

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梅雨が明け、空の灰色がきれいな青色になりましたね。
暑いのは正直苦手ですが夏の空の濃い青、入道雲の立体的な白、育つ植物の強い緑
この時期ならではの色のコントラストが大好きなんですよね。

先週に引き続き「僕たちのzakka life」。
A Part Of Apartのスタッフ3人による雑貨のお話三部作。

僕、大嶋が二回目を書かせて頂きます。

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僕たち日本人が身近な生活美として古来より扱ってきた園芸
目で見るものを切り取る写真や、絵画と同じように、
庭に作り上げる世界や、鉢の上で造形美を象るもの‥‥

と、すこし大げさに書いてみましたが、
僕自身、昔から好きで何株か部屋でも育てている観葉植物。
apart1階curveでは、育てやすい植物達と育てるのが楽しく、
それでいて魅せることの出来る道具を集めています。

その中から、
「HASAMI」フラワーポット。
「HASAMI」とは長崎県、波佐見町から発信する、波佐見焼の陶磁器のブランド。
呉須(藍色)で絵付けされた染付と透けるような美しい白磁が波佐見焼の主流ですが
このフラワーポットは独特な質感と、まるでプラスチックのような色合い、
近くで見ると陶磁器独特の風合い、持つとずしっとといい重みもあって面白い。

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どのポットにどの植物が合うのか、最初から全部出来上がっている植物もありますが、
自分の好きな組み合わせでやるのが楽しみでもあり、より愛着がわきます。

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僕的、枯らさず育てるルールは
『自分の生活スタイルに合わせた、特性のある種類の植物を選ぶ
苗の大きさ、置く場所の雰囲気に合わせて鉢を選ぶ
大きく育てるんだったら、土もいいものを。
水遣りは植物別に間隔を空けて』

これが全てです。

愛着わく事を自分からやれば
枯らしたくないでしょ?

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今までは、先々の事や前にとりあえず進まなくてはとずっと考えていたのですが、
最近は少し過去も振り返るようになりました。
年齢なのでしょうか。
自分にとって何が大切なのかを考える事が多くなり

どうしてそう思うのか

家に帰るまでの田舎道、トンネル、無駄に長い坂
歩くスピードをゆっくりにして頭のなかを整理し始めます。

なんで植物を育てる事が大切と思い好きなんだろう‥

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このブログを書く時にふと思い出した
土のにおい、草木の青々しい匂い

小さい頃、祖母から貰った夕顔の種を育てたことがあります。
庭に植えて、毎日の水遣りをしてその名の通り夕方に咲く白い綺麗な花が咲きました。
すごくうれしくて、祖母を呼んで永遠と自慢した夕方。

褒められたことが嬉しくて次の年も育て始めたのですが
飽きてたんでしょうね、水遣りをせず、
放置してたんです。

見に行くと当然夕顔の葉がしおれてて
悲しいのと罪悪感で必至に水をあげました。

もう無理と思ってた次の日、見ると葉がピンと上を向いていたんです。

しゃべることはなくてもちゃんとレスポンスをしてくれた。
成長していくのを見る喜びもあるのですが、幼いながらにその反応に
感動覚えた記憶が強く残っています。

植物を育てる理由なんて人それぞれで、
かっこいいから、いやされたい、空気をきれいに、
なんでもいいんです。

家に帰って、ご飯食べて、お風呂に入って、
ゆっくりして、そんな当たり前の日常の中に
感情を揺さぶる物があるとしたら、植物を育てる中にもあるから、
だから好きなんだろうなあ。

A Part Of Apart  大嶋 篤史
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