--:--:--
--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
20:44:31
20

ワタクシ的、テースト・オブ・シャーツ  NATIC(ナティック)編

シャツ

ワタクシ的、テースト・オブ・シャーツの第2回目はNATICについてお話していきます。

NATICは、海軍をブランドコンセプトにした海にまつわる素材をアイデアに、
現代の機能服とを融合させたメンズ&レディースカジュアルウェアを提案するブランドです。
下の写真がそのNATICの定番のシャツ。


シャツ 

今回も前回同様、カーブの2人とカメラマンのA氏の3人でお話しております。
前回分は「こちら」

それでは早速スタートです。

中村: 今回2回目はNATICのシャツについて語るということです。
NATICはもう10年くらいやってると思います。
ここもテイストはずっと変わらない。昔のやつもぜんぜん着れます。
デザインが古くならないから。
NATICといえば、まずこの赤の刺繍と、そして菊穴。
この2つが真っ先にくるポイントなんですが、

シャツ
(ロイヤルオックスの生地にスッと入るNATICの刺繍)


中村: 赤と白の組み合わせって純粋に綺麗じゃないですか?
日本的であり刺激的な印象もうけますよね。
で、NATICの魅力は、「白」の表現力なんですよ。
赤や紺をうまく対比させることによって、ここオリジナルの白シャツを表現している。
ここはブランドというものをよくわかっています。


大嶋: そういえばNATICのデザイナーをされている方、僕はお会いした事ないんですが、
NATICの服をサラッと着こなしてカッコいいんですよね?渋いというか。
中村さんはお会いした事ありますよね? 
 

カメラA: デザイナーの方ってなかなかお客さんにとっては見えない部分だし、
  気になりますよね?


中村:  そうですよね。デザイナーの方もそうなんですが、
今出てるBRUTUSの特集がこんな文章ではじまるんですよ。
「日常の中のファッション、自分というパーソナリティを特徴づける服は、誰が作ったどんな服ですか?」と。
これって、「服」対「ワタクシ」、この2つの関係性の話になってくるでしょう?
 
で、ひとつは、自分が着る服はどんなバックボーンがあるのか。
もうひとつは、自分自身はどんな人間なのか。
これ、要は両方大切な問題ですよね。「バックボーン関係ぇねぇ」というかっこいい人も含めて。
結局責任を自分でとるということなんですよね。
自分置いてけぼりでSTYLEだけ借りてきて、似合わないって指差されても、責任は自分っていう。
BRUTUSの文章の締めは、こうです。

その人のLIFEが、STYLEを作るのです。
好きなものは好き。やっぱり、LIFE>STYLE?
って書いてて、雑誌が今そこまで書かないといけない時代になったんだと思います。
    


シャツ


カメラA:   というか、この10年で、どんどんお客様が欲しいと思うものを見つけるのが困難になって
  きてるんでしょうね。ものはたくさん溢れているのに欲しいものがない。。
  自分がお客さんだった頃の思い出に残っているスタッフの人っていますか?


中村:  いますね。強く残ってます。
僕は、今から20年以上前ですがマツヤレディスにあったSHOP「H」。
スタッフ全員女性なんですが、全員かっこよかった。
みんなおしゃれして遊ぶのが好きだったんですね。
で、その中のSさんが清志郎がすごく好きだったんですよ。それで仲良くなって。
他の音楽も教えてもらいました。JACKSのCDボックスも貸してくれましたね。
早川義夫さんの。僕は、19歳だったと思います。
昔の服屋のスタッフは「あの映画みろ」とかこのCD聴けとか。
要は、目を掛けてくれるわけですよ。
    
     
大嶋: 僕は岩田屋にあった、あるショップの女性の店員さん。
まだ10代の僕に近い位置で色々話してくれて、嬉しかったなー。
そのお店に行かない時でも前通ったら、店出て来て話しかけて来てくれたり。
人見知りだった時だったので、こんなに仲良くなった店員さんは初めてで
今でも凄く思いでに残っています。    


シャツ


カメラA: 10代の頃のショップのスタッフさんって大事ですね。
シャツに話を戻すと、 白シャツってどこにでも置いてある印象があるぶん、
どうやって選んでいいいのかっていう。基準は何でしょう?


中村: まずひとつは白シャツってベースにくることがほとんどでしょう。
絵を書くときの白いキャンバスと同じと考えてます。
どんな紙質に色をのせるか。 
このニットには、洗いざらしのシャツが合うのか、
それともブロードのシャツでぱりっとした感じで着たいのかっていう風に。
で、ある程度種類を持出すと、次はハードルがぐんとあがるんですよ(笑)
着心地、サイズ感、襟の形、大きさ、もう厳しい工場の工程チェックみたいに!
   

大嶋: あ!工場の工程チェック、なんかしっくりきますね!
すべてのチェックを通過する数少ない自分だけのベストなシャーツ、今回のテーマですよね。
見つかると鳥肌立つくらい嬉しかったり。
    

中村: うん。うん。そしてシャツは前立ての幅でも随分イメージが変わるんです。
NATICは前立ての幅が他ブランドより広いのも特徴なんですが、
広ければ広いほどカジュアルに見えますよね。
NATICの前立て幅は5cm。広いでしょう?
シャツジャケットみたいにたっぷり着てもいいので女性の購入も多いです。
そして、一枚で着ても様になる。格好が付くというか。


大嶋: カーブには、「TROPICALISMO」というオリジナルブランドがあって、
今回、ガーゼの生地が所々に入ったキリカエシャツを作りました。
今度は工場の工程チェックをされる側になり、
ベストなシャーツを僕らが企画するんです。

白シャツって色んな用途に使うから、クローゼットのなかを見ると何枚かあるって方多いと思います。
そして自分達もそのひとり、定番は持っている。
適度に面白みがあって、でも使いやすい、襟の形は、サイズ感は、生地は、色は‥‥って考えます。
自分が買う目線でも、しっかり吟味して吟味して‥‥。
シャツの上からのレイヤードでポイントとなる、さりげない襟の刺繍、
サラッとした綿生地と切り替えたガーゼ生地との表情の差。
シャツが好きな僕らが納得出来る一枚になりました。

(詳しくは、こちら。「TROPICALISMO」

僕たちの生きざまを投影したものを選んでくれ、
自分の生活のスタイルの一部となっていく。
これほど嬉しいことはありませんよね。

(次回に続きます)
関連記事

- 0 Comments

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。